オススメ本📖『プラスチックフリー生活 今すぐできる小さな革命』
📚オススメ本『プラスチックフリー生活 今すぐできる小さな革命』
(シャンタル・プラモンドン、ジェイ・シンハ著 服部雄一郎訳/NHK 出版)
海鳥やクジラのお腹から出てくる大量のプラスチック、
海洋を漂う膨大な量のプラスチックゴミ…
リサイクルシステムが伴わず行き場を失ったペットボトル
こういったニュース映像を目にするようになって
ようやく広く知られることとなったプラスチック汚染。
地球規模の環境被害、人体への影響が明らかとなり、
プラスチック汚染問題の解決は、人類にとって喫緊の課題。
なるべく使わないように、少しずつ減らそう、そう心がけてはいても、まだまだ…
何をどうしたら…。
そう思っていたところに救世主のように現れてくれたのがこの本。
そもそもプラスチックって何?(全然知らなかった…調べようともしなかった…)
どうやって生まれ、どうやって広がり、どのように汚染が広がったのか。
処分されないプラスチックの行方は?
ポリエチレン、ポリエステル、ポリ塩化ビニル、アクリル…
プラスチックは様々な形状に化けて暮らしを侵食中。
安全性や用途をまとめた早見表を見ると、どれだけ数多くの
日用品に使われているかが、一目でわかる。
混ぜたり、コーティングされたり目に見えない形になっていたりもする☝
何より、気になるのは人体への影響。
プラスチックから浸み出す「内分泌攪乱物質」の怖さやプラスチック
過敏症などいつ誰にでも発症の危機があること。
比較的安全なものもあり、使い捨てず用途に合わせて上手に使えば、
プラスチックは充分に価値ある資源になる。
とにかくすごい情報量でたくさんのことを教えてくれる!
今の暮らしに落とし込んでくれてるからわかりやすくて、取り組みやすい!
さて、プラスチックなくても暮らしは成り立つのかが気になるところ。
この本には、耐久性のあるガラスや金属、土に還る布や紙、自然素材など
代替品を上手に使う方法や使わなくても良い工夫、屋内エリア別、生活シーン別に
プラスチックを暮らしから追い出す実践的な提案も満載。(併せて化学物質の怖さもよくわかる)
いまや当たり前になってきたマイバッグのように身近なアクションもたくさん紹介されている。
昨今、問題解決に取り組む企業の製品も次々現れており、応援したり、チャレンジしたくもなってくる。
プラスチックの今がよくわかるこの本。そばに置いて、必要な時に開く必携書になりそう。
緑々もわが家も、今すぐすべてを無くすことは難しいけれど、
refuse(断つ、断る)、reduce(減らす)を心がけて、ひとつずつひとつずつ減らしていきたいもの☺️
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世の中を変えるためにも、まずは知ること、そして自ら選び行動すること。
プラスチックをただのゴミ、邪魔者にしてしまうか、リサイクルシステムを整えて
安全性を高め、価値ある資源にするかは私たち次第。
わかりやすくて気持ちよく、なにより楽しく取り組める
はじめの一歩におススメの本です📕
*緑々で販売はしていません。