3/9(金)トーク「“ふらふら”山福康政・人と仕事」
デザイン:ぱんとたまねぎ
「山福康政の仕事展」(於旧古河鉱業若松ビル)関連トークイベント
「“ふらふら”山福康政・人と仕事」
山福朱実(木版画家)×聞き手・南陀楼綾繁(ライター・編集者)
若松にあるまちの印刷屋さん、山福印刷の創業者、
山福康政さん(1928-1998)が生涯をかけて生みだした仕事展が
3月3日(土)~10日(土)、旧古河鉱業若松ビルで開催されます。
「山福康政の仕事展」
http://nekoyanagioffice.blog.jp/archives/65930919.html
印刷業の傍ら、庶民の暮らしを独特の絵と手書きエッセイで綴ったり、
俳句、装丁、出版などで数多くの仕事を遺し、多方面に渡り人物の
交流を生み出した山福印刷の康政さん。
この度の仕事展の開催に併せ、緑々でも康政さんの長女、山福朱実さんに
当時、康政さんの周辺で起こった出来事やこれからのことなどを
たっぷり伺う、トークイベントを開催します。
聞き手は、本を追いかけて全国を歩き回っている
ライター・編集者の南陀楼綾繁さんです。
南陀楼さんは、2016年に東京のふげん社で開催された
「地域からの風 北九州篇」の企画者でもあります。
みなさまのご来場をお待ちしています。
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日時:3月9日(金)19:00~20:30 (開場18:30)
参加費:2000円 1ドリンク付 ※要予約
お申込み&場所:一生もんshop緑々(小倉北区京町4-4-17-1)
tel:093-533-0533 mail:info@ao-ao.net
プロフィール:
山福康政(やまふくやすまさ)
1928(昭和3)年-1998(平成10)年。広島市生まれ。2歳のころ若松市に移住。
山福印刷を経営。48歳のときに脳血栓で倒れ右半身が不自由に。約2年間、
リハビリを兼ねて描いた作品「絵草紙・付録」を自費出版し注目を集める。
その後、作品集を出版したり、エッセイを綴ったりと数多くの作品を遺す。
山福朱実(やまふくあけみ)
1963年、北九州市若松区生まれ。1986年頃よりイラストレーションの仕事をはじめ、
2004年に木版画制作に着手。主な木版画絵本に『ヤマネコ毛布』(復刊ドットコ
ム)、『砂漠の町とサフラン酒』(架空社)、『地球と宇宙のおはなし』(講談
社)、
新刊に石牟礼道子『水はみどろの宮』(福音館書店)の挿絵など。アトリエ
「樹の実工房」として、装丁挿画、個展やグループ展への参加を中心に様々な
分野で活躍中。
http://nekoyanagioffice.wix.com/kinomikoubou
南陀楼綾繁(なんだろう・あやしげ)
1967年、島根県出雲市生まれ。ライター・編集者。「不忍ブックストリート」代表。
「一箱本送り隊」呼びかけ人。著書『町を歩いて本のなかへ』(原書房)、
『編む人 ちいさな本から生まれたもの』(ビレッジプレス)、『本好き女子の
お悩み相談室』(ちくま文庫)ほか。『ヒトハコ』(書肆ヒトハコ)編集発行人。
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3/3土~10土、「山福康政の仕事展」は若松の旧古河鉱業ビルにて開かれます。
ぜひぜひ足をお運びください!
※3/3土にはオープニングパーティも催されます。